ついに自宅待機命令が1年を超えました。「学校法人結学館 未来の杜学園」(仙台イングリッシュセンター)との交渉の経過を報告します。

活動報告

▪️「1年を超える自宅待機命令」と「未払い残業代支払い拒否」

  • これまでの概要

学校法人結学館 未来の杜学園の職員Xさんに対する不当な自宅待機命令は2019年6月上旬で1年にも及びます。そして、学校はXさんの残業費の一部と、退職者Yさんの過去2年分の残業費を認めず未だに支払っていません。宮城県労働委員会の不当労働行為救済申立の審理は続いています。

 

▪️『残業代計算書』提出の拒否=不誠実団交

  • 2019年3月19日 第6回団体交渉

第6回団体交渉において、ユニオンは改めて学校側にXさんとYさんの残業代計算資料、残業を裏づけるアルソックの入出記録、仕事量を裏付ける担当業務の数(ビザ申請書類の数)を求めてきましたが、学校側は「訴訟で出すので出さなくても良い(訴訟を起こした時に提出するので、その時に見れば良い)」と主張を繰り返し資料の提出を拒み続けています。学校側は、平成30年10月7日の第3回団体交渉以来「訴訟の準備をしている」と言い続け、すでに約8ヶ月が経過していますが、現在も訴訟を起こしていません。したがって、私たちは要求する資料の確認が未だにできない状態です。その為、その資料を元にした交渉ができません。また、学校は要求する資料を提出しないだけでなく、団体交渉において、代理人の弁護士は「喋ったことが全部労働委員会に出されるから怖くて喋れない」と発言し、交渉は全く前に進みませんでした。このように実質的に誠実な交渉を行わないことは不誠実団交に該当し不当労働行為として禁止されています。

また、法的に残業代を請求できる期間は過去2年分であり、学校側がむやみに時間を引き延ばすことによって、請求できる金額が少なくなってしまいます。学校側が意図的に時間を引き延ばしていると言わざると得ません。

 

▪️宮城県労働委員会における学校側の不自然極まる回答

  • 4月24日 第3回労働委員会

第3回労働委員会の審理において、ユニオンと弁護団は学校側に「X氏に対する自宅待機命令を通知(平成30年6月7日)をした際に考えていた解除の条件」は何なのかという質問をしました。ところが、学校側はその場で答えることができませんでした。本来、自宅待機命令の解除条件は通知する前に準備されるものであり、その条件は簡単に説明できるべきものです。この問題は以下の5月28日に行われた第4回労働委員会の審議に続きます。

 

  • 5月28日 第4回労働委員会

第3回労働委員会の後、労働委員会から「自宅待機命令を通知をした際に考えていた解除の条件」を書面にて回答する様にと求釈明が通知されました。ところが、学校側はその求釈明の回答において明確な回答をせず、第4回労働委員会の審理において、その点を指摘されたで理事長と代理人は、その場でも説明をすることができませんでした。そして、学校側は「改めて書面にて回答する」と回答しました。これまで十分な時間があったにも関わらず、本来、その場で答えられるべき簡単な質問に答えられない学校の対応は非常に不自然であり、自宅待機命令はX氏を職場から追い出すことを前提とした結果ありきの手段であったと考えざるを得ませんまた、質問の回答しない学校側の対応は、審理をいたずらに引き延ばすだけでなく、労働委員会の審理を軽視しているといわざるを得ません。

 

▪️労働基準監督署からの5つ目の是正勧告

  • 5つ目の是正勧告

X氏は平成29年8月中旬から正社員として仕事を始めましたが、当初から就業規則は職場においておらず周知されていませんでした。そこで、自宅待機命令が出される前の平成30年6月1日に理事長に就業規則の提出を求めました。しかし、理事長は「修正する所があるから待つように」と指示しました。そして、X氏は6月6日にようやく修正後の就業規則を受け取りましたが、X氏はどの点が修正されたのか全く分からない状態でした。そこで、労働基準監督署に調査依頼を申請した結果、平成30年4月12日に学校に対し新たな是正勧告が出されました。

 

労基法第106条第1項

使用者は、この法律及びこれに基づく命令の要旨、就業規則、第18条第2項、第24条第1項ただし書、第32条の2第1項、第32条の3第32条の4第1項、第32条の5第1項、第34条第2項ただし書、第36条第1項、第38条の2第2項、第38条の3第1項並びに第39条第5項及び第6項ただし書に規定する協定並びに第38条の4第1項及び第5項に規定する決議を、常時各作業場の見やすい場所へ掲示し、又は備え付けること、書面を交付することその他の厚生労働省令で定める方法によって、労働者に周知させなければならない。

→就業規則を周知しなかった。内容の変更について周知しなかった。

 

▪️理事長は労働法と労働組合法を勉強すべき!

以上のことから、学校側の対応は労働委員会の審理においても不誠実な対応を続けています。しかし、労働委員会の質問に答えられなくなるなど、次第に学校側の問題が明るみになってきています。頑なに不誠実な対応を続けることで窮地に立たされ自分の首を絞める学校。解決の近道は弁護士に問題を丸投げするのでは無く、理事長が労働法と労働組合法を勉強し、現実を直視することかもしれません。我々ユニオンはその時が来るまで戦い続けます。

 

過去ブログ

2018.8.16 ブログ1/ 会社の改善を求める社員はいらない!学校法人結学館 未来の杜学園

2018.9.11 ブログ2 / 労働基準法違反など4つの是正勧告

2018.11.7 ブログ3 / 宮城県労働委員会へ救済申し立てを実施

2018.3.12 ブログ4 / 不誠実な交渉態度

2018.6.14 ブログ5/1年を超える自宅待機命令

2019.7.26 ブログ6/20代女性現職職員Sさんがユニオンに加入

 

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