約束されていたはずの契約社員が新型コロナで取り消しに。休業手当も払われない。労働者が怒りの声をあげました(日本通運株式会社)

活動報告

私たち仙台けやきユニオンは新たな闘争を始めます。今回は、アルバイトに休業手当を支払わなかった日本通運株式会社(以下、日通)です。引っ越しや物流の大手企業です。この企業の仙北支店で働いていたXさん(40代男性)がユニオンに加盟して団体交渉を申し入れました。事案の詳細は以下の通りです。

〇新型コロナで休業中、耐え忍んでいた中で告げられる内定取り消し
Xさんは、2020年3月、会社説明会に出席し、「3か月間アルバイトを経て、契約社員になれる(6月末をめどに)。週5~6日、働いてもらう」といわれたため、入社を希望し、採用されました。その後、3月末ごろより働き始め、当初は仕事もそれなりにあったのですが、新型コロナの拡大で仕事が減っていき、4月中旬にはほとんど仕事がなくなりました。そして、その後のことが不安になったXさんは、仙北支店の上司に、「3か月後には、契約社員になれますか?」と 確認しました。そうすると、上司は「大丈夫、なれます」と言ってくれました。仕事がない期間が続きましたが、契約社員になれるなら我慢しようと、耐えていました。そうこうしているうちに5月中旬になったため、Xさんは再度、仙北支店に連絡し、契約社員のことを聞いてみました。その際、今度は違う上司より、「コロナウイルスの影響で景気が悪く、タイミングが悪いとの理由で、契約社員になれない」と言われたのです。
Xさんは愕然としてしまいました。「契約社員になれる」という言葉を信じて耐えていたのに、いきなり手のひらを返されたのです。Xさんとしては内定取り消しとしかとらえられず、会社に抗議をしました。しかし、会社側は態度を変えず、結局、契約社員の話しは無しになってしまいました。

〇休業手当も払われていない
Xさんは、入社当初、週5日程度働くものと聞かされていました。その際、契約書が渡されていません。そのため、Xさんとしては、採用時に言われた条件である、週5日程度働くアルバイトとして入社したという認識でいました。そしてコロナ禍で仕事が減ったため、休業手当を請求しました。しかし会社は、「日雇い契約で仕事がないだけだから払えない」といいました。こちらも、Xさんからみると全く話が違います。
また、そもそも日雇い契約でも、一定程度の雇用を想定しており、予定していた仕事がなくなったわけですから、その分の休業手当は支払われるべきです。日雇い派遣の事例ですが、実際に休業手当が払われた事例もあります。

「【新型コロナ関連】【派遣添乗員の生活を守れ!】HTS支部 「みなし休業補償」の実現をかちとる!」

今回の件でも、休業手当は支払われるべきです。私たち仙台けやきユニオンは、「日雇い」と呼ばれる人たちを含む非正規労働者の休業補償問題について、きちんと要求していきたいと思います。

〇当事者Xさんのコメント
口頭での契約でも、契約は契約なので、それは最低限守って欲しいと思います。入社する前の会社の説明と、5月になってからの説明では、手のひらを返した様な感じでした。これは、裏切り、偽りの契約としか思えないです。信じた時間が、非常に、もったいない気がする。こんなことになったのは我慢ができません。会社にはきちんと責任を取ってほしいと思います。

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